さすが氷室さん

今になって出版してくれた集英社に感謝です。 今市子さんにイラストをお願いしてくださったのも秀逸。 氷室冴子さんを入り口に、古典好きになった人は多いのではないでしょうか。 藤本ひとみさんや久美沙織さん、あのころのコバルト作家さんが素敵な世界の窓を開けてくれました。 もう手放したら買えないかもしれない・・とずっと本棚に残しています。 氷室冴子さんが亡くなられたとき、本当にショックでした。もっと読みたかったです。 大好きでした。ファンレターでいいから、どんなに好きだったかどんなに救われたかを、なぜ伝えなかったのだろうと後悔しました。 月の輝く夜に、少女じゃなくなった今だから染みたのかもしれません。 人生は夢見ていたそのままには綺麗じゃなくて、残酷ですらある。 でも、だからこそ、夢では味わえない切なさに満ちている。 この月の輝く夜に、もその他の手元に残している氷室さんの本も、いずれ娘たちに読ませます。 今を生きる少女たちにも必要だと思うので。