世の中聖母のような母ばかりとは限りません。母親との関係に苦しむ娘たち(かなりな年齢に達しても母からはやはり娘なので)がまわりにたくさんいます。皆、後ろめたさを抱えて、しかし自分の人生を生きようともがく。「ありがとう」と「ごめんなさい」の言えない人はいるのです。読み手それぞれ具体例は違っても、根にあるものに共感できる人も多いのではないかと思われます。