正しく至上の傑作。 タイトルもそうですが、目次を開いても、其処に並べられた言葉の艶やかさと美しさにうっとりとします。 耽美で怪奇。妖しく薫り高く、そして同時に生々しく愚かしい。 推理小説の墓碑銘とさえ言われた名著は、いくつもの甘美な毒を孕んで、読者をその世界へと飲み込んでいきます。 アンチ・ミステリーの扉を開くには、もってこいの作品。