百物語はじまりの物語。

巷説百物語シリーズ第四弾です。 本作は、シリーズ第一弾である『巷説百物語』のさらに前の話で、 若かりし頃の又市が御行となり、裏の仕事に手を染めるきっかけが 描かれています。とてもやるせない哀しい物語です。 又市と御燈の小右衛門との出会いも描かれています。 その時の小右衛門さんが、このうえなくかっこいいのです。 「雷を落とせば現の嘘を夢の真に変えられるか」 そう言ってにやりと笑う小右衛門さん、かっこよすぎます。