無私の日本人

映画化というミーハーな購入動機ではあったが、良い作品と巡り合えた。「穀田屋十三郎」の舞台は、あと100年後には幕府が瓦解するという江戸中期の話。それは現代の政治不信をいかんともし難いと思う中で生きるのと同じだと思う。無私、滅私という日本人の美徳に感動できることは幸いだ。古文書を原文で読んで涙できる著者が羨ましい。ぜひ他の著作も読んでいきたい。