自殺と思しき女性の遺体の身分証は、宮城県警の刑事の妻で東日本大震災で行方不明となっていた女性の名義だった。だがその刑事が遺体を確認すると、明らかに妻とは別人であり、行方不明者の戸籍を盗んで売るビジネスの存在が明らかに・・・というストーリー。そもそも戸籍とは家制度や家父長制の影響を強く残したものであるという議論はさておき、本人が行方不明であろうと普通に生存していようと、この世のどこかで(ネット空間を含めて)第三者が本人になりすましているなんて、絶対あってはならないことですよね。寝食を忘れて読みふけりそうになる、おすすめの一冊です。
他のユーザのコメント