緊迫感の欠如

長野県の信濃山病院。片田舎にある小規模なここに、コロナ患者が運ばれてくる。次第に広がるコロナ禍だが、他に受け入れる病院はない。こうした院内の人間模様、専門を越えてコロナに挑む医師の群像劇だが、現場で奮闘した医師ならではの小説とは言え、今ひとつ盛り上がりに欠けるのは何故か。協力しない他の病院への怒りはあっても、行政への批判がないからでは?これが例えば、大都市での病院が舞台だったら、もっと緊迫したドラマになったと思う。テレビの評判を信じてはいけない。