丁寧に平和へ

兎に角作品全体に言えることなんですけど 丁寧に丁寧に描かれてますよね ストレートに考えれば、まぁそうだろうな、、 というエピソードも、やはりそうかと何の捻りもなく 描かれているんですけど、 逆に変にてらってなくて それが気持ちいいと言いますか このマーサとヘンリーの恋物語も 絶対後付けで考えられてて 最初から考えられてた話ではない感じですけど それでも二人の幸せを願ってしまえる それだけ話に読者を引き込む力がこの漫画にはあるわけです 素晴らしいです もっと素晴らしいのは遠藤先生のバランス能力だと思ってます この話って50年くらい前の冷戦時代の話で、 ロシアだと今でもスパイって仕事があって、人も殺してるんです それをテーマに扱ってて、重くなり過ぎない ちょっとだけほっこりさせるその感覚 ほんと素晴らしい この漫画の最終終着点はアーニャと次男が結ばれることによって 世界が平和になることだと思うので 丁寧に、負けずに、ゆっくり 平和が訪れるまで書き続けてほしいと思います