犯人は誰かという謎解きの面白さに加えて、そもそも刑罰とは?司法の定めた懲役何年などの刑に加害者が服せば、それで全てが丸く収まるのか?といったことを考えさせられるミステリー。個人的には、二人の対照的な女性の登場人物(自信たっぷりな態度で発言しただけで「女のくせに」と否定的な目で見られてしまう刑事と、普段はアメリカで働き「アメリカでも女性差別はゼロではないが、それよりは人種差別の方が問題」と言うホテル従業員)が印象に残りました。続きが気になってどんどん読みたくなる物語です。