友だち、って何だっけ?

現代の若者の人間関係を 「優しい関係」(衝突を避け、反感を 買わないように常に心がける)を キーワードに読み解く1作。 「優しい関係」を続ける為に 親密な人間関係が成立しにくく、 他の人間関係への乗り換えも困難。 常に緊張状態にいて神経をすり減らす 若者たちの「生きにくさ」を いじめ・リストカット・ケータイ・ ウェブ日記・ケータイ小説・ネット自殺 等から考察しています。 少々硬質な文体なので読む方も 緊張を強いられます。 オバサン世代は独立しても固定電話を 所有する経済的余裕が無く、 友人との連絡は手紙か公衆電話、 相手が電話持ちでなければ直接会いに行く、 という時代で、今の世代の若者たちから見れば、 却って息苦しい関係に見えるのかも知れませんね。 訪ねて行った友人が留守の時は その町をブラブラと散策する、 っていう楽しみもあったんだけど、 今は異質な友人との交流も 知らない土地との交流も少なくなって 来ているような気がしますね。