十分に納得できる新説

面白くて一気読みしてしまった。近年そう呼ばれるようになった「縄文文化」に興味はあったが、土偶は謎すぎて一種の気味悪さすら感じていた。本書を読んで知ってしまえば、「なぜ今まで分からなかったのか?そのことの方が不思議」と思うほどすんなり納得できる内容だった。読後の今は土偶に対して気味悪さは全く感じない。人間の感性(あるいは日本人の感性というべきか)や考えることはそう変わらないんだと土偶に対しても縄文人に対しても親近感が沸いた。この説が真実なら縄文史解明の一大快挙であり、今後も検証を積み上げていかなければならない。是非多くの人に読んで欲しい。