暴君ネロが倒れ、ガルバ・オトー・ヴィテリウスという「3皇帝時代」が到来する。ローマ帝国はほぼ1世紀ぶりの内戦に突入することになる。1年に3皇帝が次々と立つが何故そうなったのか?そして何故内戦終結となったのかが本書の内容である。このときにはすでにカエサルやアウグストゥスの家系は皇室とは無関係であったが、内戦の主役達、特に内戦終結後皇帝となる「ヴェスパシアヌス」を初めとする人々は能力主義によってティベリウス・クラウディウス帝によって登用された人々で有った。このことから見てもアウグストゥスによって確立された帝政が機能していた証左であろう。但し、カエサルのような天才的な人物は登場しない。そのことこそ内乱終結に大きな意味を持ってくる。詳しくは、本書と22巻を読めば解るはず。凡才は凡才たるが故に優れている!
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