庄司薫よ、永遠に。

久しぶりに、再読。 この作品を読まなければ、今の私はないだろうという小説。読んだ当時中学2年生であった私には、衝撃的であった。そして、「東大法学部へ行って日本をいい国にするために頑張ろう!」と思った(残念ながら東大に入れなかったが)。 時代背景が今の若者には分かりにくいと思うが、民主主義を維持していくには「自分のことは自分でする。」だけでは駄目で、「みんなが幸せになるために、自分に何が出来るかつねに考え行動しなければならない。」というのは、普遍的なものだろう。 なぜ勉強するのか分からないという学生には、必読だと思う。 あの時代の純粋な心を忘れそうになっている世代にも、久しぶりに読み返して、思い出してほしい。 私が、現在に至るまでつねに知的好奇心を失わずに人生を送れているのは、この作品のおかげです。