これで良いという自信を持ちたくて

最近土井先生の料理番組を観させていただくことが多いので、1冊買ってみました。 基本は4人分なので、2人家庭では調理道具のダウンサイジングで戸惑うところはありました。 また、 おっと生パセリ……え、洗いゴマ……? など、 何でもない品目でさすがのワンランクアップ食品が紛れ込んでくる点は油断できないです。 でも、作ってみると…美味しいですね。 一般的なレシピの場合、味見しながら 「何が多いの、それとも少ないの?私の何がいけなかったの?」 という気分になって料理が嫌いになるループだったのですが、 土井先生の料理はシンプルな味わいなので、 たまに拍子抜けする時はあっても、たしかにこの方向性でいいんだなと納得できます。 なにより、先生が語りかけてくださるかのような文面がいいですね。 なんでもない説明が、とくべつ飾り立てずに書いてあるだけなのに、 読んでいて楽しい気もちがしてきて、すっと頭に入ってくる、 こういうのが本当にいい日本語なのかな と思わされます。 レシピ・写真付きTips・献立としての位置づけなどのコメント、 その配分のちょうどよさが良かったので、 私のように料理本とか料理エッセイとか別に好きじゃないんだという方にこそお勧めできそうです。