勝海舟をしる上では欠かせない書籍です。 本書をわかり易くいえば、勝海舟の随想集決定版です。 勝海舟は大局的思考に優れ、志が高い人物を好んだようです。 それは勝自身がそのような人物だったからでしょう。 ただ、個人的に勝の欠点として、日本人のメンタリティを考慮した上での現実的思考力を身につけていなかったことを指摘したい。 どんなに優れた理論であっても、それを現実に実行に移すのは心を持った人間なのだから、そういう意味での現実論も持ち合わせていなければ真の意味での傑出した人物足りえない。