頭ではわかってもそれを実践となると・・・

12月のテレ東WBSの『スミスの本棚』でなでしこジャパン、佐々木則夫監督が紹介された本です。 一言でいえば常人ではなしえない荒行(千日回峰行、四無行)を成し遂げたお坊さんのありがたいメッセージ本です。 感謝の心、思いやり、謙虚さ、自然律、現実をありのままに受け入れる、不満を感じるのは我がとりきれていないから、等々・・・、言われればなるほどとわかることばかりですが、煩悩の塊である凡人にとっては、それを実践、そのような心持ちで生きていくことはたいへんでなかなかできるものではありません。 このような荒行を達成した著者でさえ、実体験と共にようやく本当の意味で身をもって気づかされ、実践できるようになることのようですので・・・。 死と隣りあわせの荒行中の様子も詳しく描かれており、人間(の体)って極限状態になるとこんなふうになるのかということを知ることもできました。 とてもじゃないですが、私にはこんな荒行、絶対にできないと思いました。 だからこそ著者のような修行を積んだ高僧の言葉は有難く、現実味があり、説得力もあるのかということもわかりました。 人生の意義を改めて考えさせられる本だと思います。一読の価値ありです。