ローマの再建のために立ち上がり、20年もの治世の後に引退したディオクレティアヌス帝の話です。彼は紀元293年に帝国を東西に分け、それぞれに正帝と副帝を置いて統治するシステム「四頭政」を導入しました。これによって北方蛮族と東の大国ペルシアの侵入を避けることに成功。しかし、膨れ上がった軍事費をまかなうための新税制は、官僚機構を肥大化させただけでした。