今の世の中を見てるよう。

いわゆる「軍人皇帝」時代の後期についての叙述。「軍人皇帝」と一括りにされますが それぞれの皇帝ごとに個性や信念や施策も違うという当たり前のことを再認識させられます。 「歴史は細部を追うことでしか叙述できない」というポリシーの著者の面目躍如ですね。 「3世紀の危機」のこの時代、ローマ市民からかつてあった公共心が失われ皇帝も猫の目のように目まぐるしく変わります。 日本も国家元首が目まぐるしく変わってますよね(苦笑) 「民衆は自らに見合った統治者しか持つことはできない」と言いますが・・・まるで現代を見ているようです。