五賢帝時代の最後を飾る、皇帝マルクス・アウレリアスの話です。弟ルキウスを共同皇帝に指名した彼に課されたのは、先帝たちが築き上げた平和と安定を維持することでした。しかしその治世は、飢饉や疫病、蛮族の侵入など度重なる危機に見舞われます。哲学者としても知られる「哲人皇帝」の時代に、ローマ帝国は衰亡し始めてしまいます。