内戦の中、相次いで登位する3皇帝たち。そして東方担当総督であるヴィスパシアヌスが立った。運良く、そしてその運を生かし見事なまでに内戦に巻き込まれなかったため万を持しての登場。戦力温存、協力者、そして息子ティトゥスの活躍によりユダヤ戦役も終結。ヴェスパシアヌスがいよいよローマに入り皇帝となる。内戦終結によって帝国再建上重要だったのは「何もなかったことにする」コトだった。つまりばらばらになってしまった国内政策上融和を図ったこと。そしてローマ独特の帝政はすでにシステムとしては確立していたのでまさに、「健全な常識人」であるヴェスパシアヌスだからこそ「再建」するだけでよかったのである。ただ注意が必要なのは、ヴェスパシアヌスは常識人ではあったがいい人ではなく「ずる賢い」という事。帝政システム上必要なことであったといえる。歴史が人を生むのか人が歴史を生むのか、ここぞと言うときに必要とされる人は出てくる!
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