被差別地域に生まれ育った著者が、世界の被差別集落を訪れて、その生活ぶりと実態をレポートしています。
テキサスなどの南部アメリカでは、日本人が露骨に差別される光景も書かれていて、反米思想の自分としては、怒りが込み上げてきました。アメリカ人の侵略と虐殺の歴史も記述があり、そのエゲツないまでの歴史が書かれています。日本はドイツと共に第二次世界大戦で同盟だったというだけで、無条件にドイツ(ゲルマン)を
持ちあげる傾向がみられ、youtubeなどでもドイツ人に対して一方的に好意を露わにしたコメントが見られますが、彼らゲルマン民族を中心とした白人至上主義者こそが、諸悪の根源だと痛感します。
薄い新書でありながら中身は濃く、とても丁寧な取材がされていて、上原氏の著作は今後も読みたいです。
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