ポスト福祉国家のあるべき姿

難しい問題を扱っているわりに、新書版で易しく整理されており、著者の労作である。60年代からの諸社会運動の流れがベーシック・インカムへ向けて合流していく様が整理されている前半が面白い。また、後半は、よりダイナミックな議論や、素朴な疑問に対する回答が書いてあり、読後に広範な議論ができるように工夫されている。入門書として最適な一冊である。私はこの本をテキストに、学習会をもった。