吉田松蔭の高杉晋作へのメッセージ「死して不朽の見込みあれば、いつ死んでもよいし、生きて大業を成し遂げる見込みあれば、いつまでも生きたらよいのである」はその死生観を端的に表しているなのだろう。人の一生を四季にたとえ、その人生の長短にかかわらず、それぞれに春夏秋冬があるのだという「留魂録」第8章にも松蔭の死生観を垣間見ることができる。いずれにしても確かに30歳にして最期を迎えた松蔭の魂は留まれしものとなったのである。