切ないシーンが盛りだくさん

子供の時の不思議な体験から嘘を聞き分ける耳を持ってしまった尚哉が、イケメンな民俗学の准教授高槻の助手をしながら2人で挑む民俗学ミステリ3巻目。孤独だった尚哉がどんどん高槻と佐々倉幼馴染コンビに馴染んで大切にされている様子が微笑ましい。特に滝に落ちた高槻を佐々倉が怪我もかえりみず救うシーンや高槻の背中の傷を見てしまうシーンは切なかった。尚哉の気持ちも、尚哉を信じて託した佐々倉の気持ちも、そして今までどんなにか苦しんだ高槻の気持ちも。最後のextraで佐々倉と高槻の出会い、そしてコワモテ佐々倉が何故怖いものが苦手なの描かれていてちょっとニヤっとしてしまった。4巻目も楽しみだ。