さすが柚木裕子さんの作品というだけあって、読み応えはあって、ぐいぐい引き込まれていきました。 ただ、田舎の閉鎖的な空気や家柄などを重んじる風習、前時代的な家族のあり方など、自身にはなかなか共感するものがなく、ただただ、イライラしてしまうだけでした。 事件の背景に、地元の排他的な空気や家族親族の中の軋轢などはあったのかも知れないですが、被害者の家族の立場も考えると、なんかモヤモヤとするものが残りました。 小説としては面白いと思うので、好き嫌いかな、とは思います。 人を選ぶ作品なのかもしれません。