魚は頭から腐る

五賢帝最後の皇帝マルクス・アウレリウスの死後、 その跡を継いだ息子コモドゥスが暗殺されてから内乱を経てセヴェルス帝の治世までを取り上げた一巻。 魚は頭から腐り始めます。そしてローマ帝国においての「頭」とはもちろん皇帝のこと。 皇帝が皇帝としての矜持を失い始めた時、帝国は徐々に腐っていきます。 "皇帝"を"統治者"、"帝国"を"国家"と置き換えたら古今東西普遍の法則のような気がしませんか。 次刊の刊行が楽しみです。