ギュスターヴ・ドレの作品は好きで,画集も数冊持っていますが,洋書は絵を眺めるだけ。旧約聖書物語やフォンテーヌの寓話集は左ページに絵,右ページに日本語訳という構成のものを持っていて,十字軍関係の作品でもこういったものがでないかと思っていたので飛びつきました。 でも実は,中では一番印象的だったのはフリードリヒ2世率いる第6回十字軍の部分。これのみ他とは違った扱いがされています(そうせざるを得ない理由は読んでみると分かりますが)。 第6回十字軍が当時どのように受け止められたかというのは,塩野さんの他の著作で読んでいたのですが,こうして目で見て分かる形で示されるとインパクトがあります。