内容については,もう今更ですので,このセットを選択した理由についてコメントします。 1.最近刊行が始まったシリーズの吹き替えに違和感を感じた 2.ニュー・シーズンのセットを買い足しても,上述のシリーズ全巻揃えるより恐らく有利(2010年作品についてまだわからないので) 3.外箱がコンパクト(約19×18×14cm) パッケージは思ったよりもしっかりしているので,装丁にもこだわるコレクターさんでなければ十分満足できるものと思います。
ギュスターヴ・ドレの作品は好きで,画集も数冊持っていますが,洋書は絵を眺めるだけ。旧約聖書物語やフォンテーヌの寓話集は左ページに絵,右ページに日本語訳という構成のものを持っていて,十字軍関係の作品でもこういったものがでないかと思っていたので飛びつきました。 でも実は,中では一番印象的だったのはフリードリヒ2世率いる第6回十字軍の部分。これのみ他とは違った扱いがされています(そうせざるを得ない理由は読んでみると分かりますが)。 第6回十字軍が当時どのように受け止められたかというのは,塩野さんの他の著作で読んでいたのですが,こうして目で見て分かる形で示されるとインパクトがあります。
塩野さんは「絵で見る十字軍物語」をオペラの序曲に,本編を第一幕,第二幕・・・にたとえていますが,私が十字軍に興味を持ったのはオペラ作品がきっかけです。「第一回十字軍のロンバルディア人」,「タンクレディ」,タッソーのエルサレム解放を元にした数々の作品。どれも多分に脚色してあるので,本当の十字軍について知りたいと思って本も数冊読みましたが,これが一番です。 「知の再発見」シリーズのものは,図版も多くて取っつきやすいのですが,文章は淡々としていて,読んでいるときはなるほどと思っても,読後それほど強い印象は残らなかったのですが,こちらは本を閉じた後も,あたかもオペラの幕が下りた後のような,残像残響が離れない気分が味わえました。
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内容については,もう今更ですので,このセットを選択した理由についてコメントします。 1.最近刊行が始まったシリーズの吹き替えに違和感を感じた 2.ニュー・シーズンのセットを買い足しても,上述のシリーズ全巻揃えるより恐らく有利(2010年作品についてまだわからないので) 3.外箱がコンパクト(約19×18×14cm) パッケージは思ったよりもしっかりしているので,装丁にもこだわるコレクターさんでなければ十分満足できるものと思います。
絵で見る十字軍物語
ギュスターヴ・ドレの作品は好きで,画集も数冊持っていますが,洋書は絵を眺めるだけ。旧約聖書物語やフォンテーヌの寓話集は左ページに絵,右ページに日本語訳という構成のものを持っていて,十字軍関係の作品でもこういったものがでないかと思っていたので飛びつきました。 でも実は,中では一番印象的だったのはフリードリヒ2世率いる第6回十字軍の部分。これのみ他とは違った扱いがされています(そうせざるを得ない理由は読んでみると分かりますが)。 第6回十字軍が当時どのように受け止められたかというのは,塩野さんの他の著作で読んでいたのですが,こうして目で見て分かる形で示されるとインパクトがあります。
十字軍物語(1)
塩野さんは「絵で見る十字軍物語」をオペラの序曲に,本編を第一幕,第二幕・・・にたとえていますが,私が十字軍に興味を持ったのはオペラ作品がきっかけです。「第一回十字軍のロンバルディア人」,「タンクレディ」,タッソーのエルサレム解放を元にした数々の作品。どれも多分に脚色してあるので,本当の十字軍について知りたいと思って本も数冊読みましたが,これが一番です。 「知の再発見」シリーズのものは,図版も多くて取っつきやすいのですが,文章は淡々としていて,読んでいるときはなるほどと思っても,読後それほど強い印象は残らなかったのですが,こちらは本を閉じた後も,あたかもオペラの幕が下りた後のような,残像残響が離れない気分が味わえました。