嘘を聞き分ける耳を持ってしまった尚哉とちょっと残念なところがあるイケメン准教授高槻の民俗学ミステリ6巻目。高槻と家族の関係は破綻していることはわかっていても、現実を受け入れていない母の言葉を尚哉が聞いた時の表現が切ない。『もう1人の高槻』が頻繁に出現してきてこれから高槻とどう対峙していくのか気になる。佐々倉の出番が少なかったのが残念。