海外からの技能実習生や出稼ぎ労働者が被害者となるストーリーが印象に残りました。怪しげな人工妊娠中絶薬が原因で亡くなるフィリピン女性の話もさることながら、工場の従業員を日本人、中国人、ベトナム人などと国籍別にグループ分けし、お互いに敵対心を持たせるように経営者側が仕向けた結果、それが殺人事件にまで発展してしまった話は「実際にあり得るかもしれない」と感じました。お互いにいがみ合わせておけば切磋琢磨し、競争するので工場全体としての生産性の向上につながる、などというのはあまりに安易すぎる発想なんでしょうね。