美しい風景画のように物語が進む。

じっくりと絵で見せるお話は2巻でも健在です。2巻になりアイゼンの弟子シュタルクが新たに加わり、掛け合いが更に面白くなりました。何度読んでもクスリと笑いを誘ういい塩梅です。会話も説明しすぎないところがグットですね。 困っている人を魔法で助け報酬を得ながらも、「後にくる皆のためにも」と、さらっと手間をかけるところが素敵。お金がないと生きていけないけども、お金のために生きているわけでもない。いいですね。 死んだ勇者と対話するため魔王城を目指す一行。魔族の残党が生き残っており、これからは苛烈な戦いが始まりそうな予感。 それでも過去に思いを寄せつつ物語はゆっくりと進むのでしょうね。