キャラ

殺されたのは製薬会社の御曹司。しかも「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状。若く、美しい女性弁護士が活躍。作者自身も弁護士だけに法律に詳しい訳だが、ことが遺産相続だけに、門外漢はやや混乱する。それでも最後まで付き合ったのは、登場人物それぞれのキャラの所為か。ちょっと気になったのは、選評の3人が「ですます調」と「である調」を混ぜて使っていること。こんな審査員に評価する資格があるのだろうか。蛇足だけど。