一気読み

十一月二十八日。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子は、W県の山奥にある好見へとやってくる。昔、未来予知を研究するM機関があった地域に偶然、集まったのは九人。残りの二日間で、男女二人ずつ、計四人が死ぬ、という予言に導かれて、だ。実際に謎を解くのは比留子だが、ヒネリの利いた展開は結構、面白く一気読み。ただ、未来予知なるものを、ある程度、信じて、少なくとも前提に置いて読み進めないと辛い。