真実とは何か? そんなことが頭をかすめたら、ぜひこの本を読んでみよう。 世の中の、ほぼすべての事柄が「仮説」だとしたら、どう思いますか。仮説とは文字通り、「仮」の説なので、ひっくり返ることもあるのだ。たとえば、中世ヨーロッパでは地動説が正しいと信じられていたが、現代では、間違っていたということになっている。もちろん、現在の「天動説」だって、「仮説」なのだから、間違っているかもしれない。500年後に「昔の人は天動説を信じてたんだね。バカだね。」なんて言われていることになっているかもしれない。 さらに、相対性という、「個々の観測者にとって正しいのだが、相手から見ると、正しくない。」というややこしいことまで触れている。相対性、聞いたことありませんか?そう、「アインシュタインの相対性理論」がまさにそういう考えから生まれているのだ。 突き詰めると、哲学的な問題になるが、科学は哲学なのである。 最後に本書に載っていた、問題を。 実は、この世界は数秒前に出来上がったものである。あなたの記憶は、世界ができたときに植えつけられたニセの記憶である。この説は否定できるか? 気になる方は、本書を読んでいただきたい。