ドストエフスキーの傑作。
大学時代に読んだ『罪と罰』を読み返し、当時そこまでは感じなかったドストエフスキー作品の面白さを認識し、他の作品も読んでみたいと思って購入しました。カラマーゾフ家の三男であるアリョーシャを主人公に据え、物語に徐々に引き込まれていきます。なおこの巻では、巻末のほうに次男イワンがアリョーシャに語る有名な劇中劇「大審問官」が収められています。『カラマーゾフの兄弟』は、上・中・下の3冊で構成される長編ですが、家族愛や神と人間等、様々なテーマを含む作品であり、読む価値と読み応えのある作品です。著者の他作品『悪霊』や『白痴』は好き嫌いが別れるかもしれませんが、本作は幅広い層に受け入れられるのではないかと思います。難しそうと思って敬遠する勿れ。読みやすく、大変魅力のある作品です。
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