巻を置く能わざる

三陸海岸を襲った、明治29年と昭和8年と昭和35年(チリ地震)について、筆者が現地に足を運んで体験者の声を集めた記録。180ページほどの薄さであることも手伝って、読み出したら最後まで一気でした。 記録することに徹しながら、「二階家の屋根の上にそそり立った波がのっと突き出ていた」等ながら貴重な体験者の声を集積した労作であると感じた。