歴史に学ぶべき
東日本大震災の津波被害が1000年に1度などと言われているが、この本を読むと、概ね50年に1回は三陸沿岸に起こっていたことが分かる。行政を含めて、防潮堤の整備で避難訓練等が等閑になってしまっていたのかもしれない。
どうやら人間は同じ過ちを繰り返すようで、自分の周りで見聞きした経験以上のことを想像できない。ご先祖様が子孫のためにいろいろな言い伝えを残していたが、平和な環境が続くとどこかでその言い伝えも途切れてしまう。
本にもあったが、これからも間違いなく三陸沿岸では地震が発生し、津波が押し寄せる時が来る。仕方がない。今回こそはきちんと後生に地震や津波の怖さを伝え続けて行く必要がある。世代が変わっても、津波は身近な自然現象として存在し続ける以上は、「逃げ方」を途切れないように伝え続けなければならない。この「続ける」方法を考えなければいけないと思う。
というようなことを考えさせられる本でした。おすすめです。
他のユーザのコメント