買って損はないと思います。
息つく暇もなく読みたいと思える面白さです。豪放磊落で高潔なミーチャ、苦悩するイワン、そんな兄たちを想うアリョーシャ――カラマーゾフの兄弟たちの、それぞれに異なる魅力が溢れています。カラマーゾフの兄弟というと、「大審問官」がよく紹介されていますが、この下巻ではミーチャの裁判における検事と弁護士の白熱する一騎打ちや、イワンと悪魔とのやり取り、アリョーシャとイリューシャら少年たちとの交流も印象的です。それにしても、科学捜査が進んだ現代では、裁判はこんな結果にならなかったでしょうね。一気通読したので、またいずれじっくり読み直したいと思います。
他のユーザのコメント