なつかしく、新しい

野崎訳のものを、随分大切に読み返してきました。高校生の頃にこちらに出会ってから、読むたびに感動に包まれますが、やはり初回読んだ時の頭を殴られたような衝撃は忘れられません。同じように感じたのは、こちらと、脳科学者である茂木氏の、脳と仮想、という本。ジャンルはまったく異なりますが、両者とも、時代を経ても色あせない普遍性を備えた衝撃作です。 新訳、楽しめました。まったく新しい本を手にしたようで嬉しいです。 私自身は特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、昔から聖書はかなり読み込んでおり、宗教、というものにはかなり興味があります。ある程度こちらは、宗教観(ただし、特定の宗教への、である必要はありません)をお持ちの方のほうが読みやすいかと。最後の衝撃は、ある程度のなんらかの信仰心のようなもの(特定の宗教や人物への、ではなくてもよいかと)がないとなかなか感じにくいやもしれません。 私人物は、特定の宗教は信仰しておりませんが、少なくとも、神、のようなものはいるのではないか、と思います。そして、私が思う神、は確かにこの書に出てくる、太ったおばさん、に象徴される何か、なのだと思うのです。