私は1963年生まれですが、幼少期から学生時代まで男女差別を感じることはほとんどありませんでした。就職の頃まさに男女雇用機会均等法が施行され「総合職」の女性が現れ始めたのですが、「総合職なのに、同期男子より基本給が低いらしいよ。」などのウワサはあったので、初めて男女差別を感じた頃かもしれません。 82年生まれで、姉や妹は兄や弟のために犠牲になるべき存在のように扱われるのは少々キツイものがありますね。日本だと昭和初期の状況になるのでしょうか? 本書では、学生時代も就職後もさまざまな苦悩を強いられる女性であったわけですが、実世界の韓国は、今やOECD各国の平均賃金で日本を上回っていますし、デジタル・学問などさまざまな分野で日本を上回る国力がある国です。韓国の優秀な若者を採用したいと思っている日本の企業は多いです。日本と韓国の立ち位置はそんな風になってしまっているのです。どうして日本はこんなことになってしまったのか、と考えさせられます。