白洲はプリンシプルをどう日本語に当てはめるかを迷った。本書では「原則」に落ち着かせたが、ニュアンスは伝わりきれなかったろう。英ケンブリッジでの、日本の武士の、それぞれのプリンシプルは異なるかも知れないが、一本筋の通った原理原則、主義主張と理解した。50代の白洲が、昭和20年代の国政に怒っている。GHQから押し付けられた経緯に関わった現憲法の改正。男女同権と言いつつ女性宮家ができないこと。国会一院制など、現代にも通ずる問題を提起する考え方はすごい!