科学の古典

60年以上前に書かれた本書が、日進月歩の科学の世界で未だに光を放っているということは驚嘆すべきことである。(細かい点で誤りを指摘することは容易であるが)物理学的視点で生命を理解しようとした試みはワトソン&クリックにも影響を与え、分子生物学を創造したといっても過言ではないし、新型インフルエンザの診断が「今」できるのも本書のおかげなのかもしれない。 生物学をはじめとして自然科学、医学...に興味を持たれる方に、決して色あせることのない古典として一読をお勧めしたい。天才の啓示がわずか数百円の文庫版で読めるのだから。