1980 年5月18 日、韓国全羅南道の光州を中心として起きた民主化抗争、光州事件。戒厳軍の武力鎮圧によって5月27日に終息するまでに、夥しい数の活動家や学生や市民が犠牲になった。抗争で命を落とした者がその時何を想い、生存者や家族は事件後どんな生を余儀なくされたのか。その一人一人の生を深く見つめ描き出すことで、「韓国の地方で起きた過去の話」ではなく、時間や地域を越えた鎮魂の物語となっている。
もくじ
一章 幼い鳥
二章 黒い吐息
三章 七つのビンタ
四章 鉄と血
五章 夜の瞳
六章 花が咲いている方に
エピローグ 雪に覆われたランプ
訳者あとがき
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