慧眼平常運転

「国防論」と銘打っているで、自衛隊をメインにした「軍事」 の話が基軸となっているかと思いきや、そこはやはり百戦錬磨 の著者であるだけに、3・11後の社会も鑑み、エネルギー、 食糧、外交、国体に至るまで、総合的な視点で我が国の国防が 論じられている。 特に著者の反原発論は、幼稚な左翼のそれとは雲泥の差で、段階的 脱原発を良しとしていた私にとって、非常に参考になるものでした。 今般の震災の被災地の描写は漫画家の矜持を感じた。やはり漫画で こういう描写ができるのは著者をおいて他にいないだろう。