月と日本語学校の愉快な面々がマル
井上純一と言えば「中国嫁日記」の作者で有名な方ですが、その中国嫁・月さんが日本語学校に通い始めてからの出来事や、日本人でも意外と知らない日本語のあれこれ等を描いた書き下ろし単行本ということで、私も買って読みました。
この本では日本の国語学の第一線を行くという筑波大学の矢澤真人教授が監修を務めていて、出版元であるアスキー・メディアワークスからの質問に月が答え、それを矢澤先生が解説するというコーナーがかなりのページ数を占めています。
これを見まして、日本人である私が何気なく会話していて、更にはこうして文章で使っている日本語でも、厳密な意味を理解せずになんとなく使っている言葉が沢山あると痛感させられましたね。まあ日常会話というのはぶっちゃけ『通じればいい』的な所が世間では多かれ少なかれありますからね。
私が読んでいて一番面白かったのは、月の日本語学校での同級生達との絡みで、セレブな中国人妻・ゆんちゃん、貧乏だけどいつも元気で騒がしく、それでいて周囲への気遣いもできる中国人青年・ニコニコさん、超セレブでイケメンだけど、両親のお仕事が不明な韓国人青年・ソンヒくん、そんな彼を狙うクラス1の美人な韓国人女子・ミョンちゃんと、個性的な面々が登場します。
私的にはニコニコさんが「友達に1人、こういうのがいたら楽しいだろうな~、1人で十分だけど」な感じで結構気に入っていて、学費や生活費をアルバイトで稼ぎながら日本語学校に通っているというのも好感度が上がります。この春に大学受験だそうで、結果がどうなるか気になる人は私だけではないはずです。ええ、きっと中国嫁日記で書いてくれるでしょうから応援しながらチェックするのです。
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