この巻の前半は、時行に疑いを抱いた守護・小笠原貞宗に使者という名目で呼び出されての取り調べで、時行と貞宗、緊迫した遣り取りが繰り広げられます。 刑事ドラマの取り調べだと、怖い刑事と優しい刑事が出てくるというイメージがありますけど、この取り調べに出てくる刑事は、全員怖い刑事です(汗)。
Web上の連載を見ているうちに単行本も買いました。 買おうとしている人は多分内容も知っていると思いますけど敢えて書きます。 とにかく内容がエグい。特にアヘンを吸って幸福感に取り込まれる表情は生々しいです。 そういうのが見たいという人だけ買いましょう。
前巻の終わりに登場した信濃守護・小笠原貞宗ですが、この巻から北条家の生き残りの捜索、諏訪氏の追い込みと、本格的に活動を始めまして、これがまた時行達もかくやと言わんばかりの存在感を発揮しています。 チャームポイント(笑)である魚のように大きく見開かれた目の動きだけでも見ていて面白い上に、弓や騎馬の腕も一流、更には何度も時行達にしてやられてもめげずに諏訪氏への嫌がらせを繰り返す執念と、序盤の敵役としては有能過ぎる上に、見ていて愛嬌があって憎めない、まるでルパン三世の銭形警部みたいなキャラクターになっています。 (実際、銭形警部も毎回ルパンに逃げられていますけど、警察官としては有能ですし) そんな訳で、今後時行達の活躍を期待しているのはもちろんですが、貞宗がどんな立ち回りを見せてくれるかも楽しみにしちゃってます(汗)。
この巻では地下の闇テニス大会に黄昏と夜帷が出場する話がメインですが、作中で夜帷の黄昏に対する恋情が病的で、表紙で夜帷が座っている椅子がハート型な所が似合ってますが、そのハートが病んでいるように見えるのは私だけでしょうか?
「もし芸能人の子供に生まれていたらと考えた事はある?」 そう訊かれたら、小市民な私ならこう答えます。 「そんな面倒臭い設定はお断りします」 上の質問は、こちらの漫画の冒頭に出てくる台詞です。 アイドルオタクが色々あって死んだ後、推しのアイドルの子供に前世の記憶が残ったまま生まれ変わっていたという、今ライトノベルで流行りの異世界転生ならぬ、推しの子転生という、これだけでも十分面倒臭い設定ですよね。 しかもそのアイドルと来たら相手の事は一切話さない、いわゆる未婚の母で極秘に出産するわ、双子で両方とも前世の記憶がある上に前世はアイドルオタクだわ、キラキラネームを付けられるわと、どこまで面倒臭い設定付ければ気が済むんですかって感じです。 そんな面倒臭い設定を抱えつつも、前世の記憶を持ったまま乳児・幼児の身であるのを幸い、時折自身も芸能界に関わりながら気楽に楽しく過ごすストーリー……かと思ったら、1巻の最後で重い設定が追加されてしまうんですね。 どうやらその重い設定に立ち向かって、面倒臭い設定を持った双子が芸能界で生きていくというのが2巻以降の、そして本筋のストーリーのようで、これからどう話が進んでいくのか、そしてどんな結末に至るのか、楽しみに読んでいこうと思います。
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逃げ上手の若君 5
この巻の前半は、時行に疑いを抱いた守護・小笠原貞宗に使者という名目で呼び出されての取り調べで、時行と貞宗、緊迫した遣り取りが繰り広げられます。 刑事ドラマの取り調べだと、怖い刑事と優しい刑事が出てくるというイメージがありますけど、この取り調べに出てくる刑事は、全員怖い刑事です(汗)。
満州アヘンスクワッド(1)
Web上の連載を見ているうちに単行本も買いました。 買おうとしている人は多分内容も知っていると思いますけど敢えて書きます。 とにかく内容がエグい。特にアヘンを吸って幸福感に取り込まれる表情は生々しいです。 そういうのが見たいという人だけ買いましょう。
逃げ上手の若君 2
前巻の終わりに登場した信濃守護・小笠原貞宗ですが、この巻から北条家の生き残りの捜索、諏訪氏の追い込みと、本格的に活動を始めまして、これがまた時行達もかくやと言わんばかりの存在感を発揮しています。 チャームポイント(笑)である魚のように大きく見開かれた目の動きだけでも見ていて面白い上に、弓や騎馬の腕も一流、更には何度も時行達にしてやられてもめげずに諏訪氏への嫌がらせを繰り返す執念と、序盤の敵役としては有能過ぎる上に、見ていて愛嬌があって憎めない、まるでルパン三世の銭形警部みたいなキャラクターになっています。 (実際、銭形警部も毎回ルパンに逃げられていますけど、警察官としては有能ですし) そんな訳で、今後時行達の活躍を期待しているのはもちろんですが、貞宗がどんな立ち回りを見せてくれるかも楽しみにしちゃってます(汗)。
SPY×FAMILY 6
この巻では地下の闇テニス大会に黄昏と夜帷が出場する話がメインですが、作中で夜帷の黄昏に対する恋情が病的で、表紙で夜帷が座っている椅子がハート型な所が似合ってますが、そのハートが病んでいるように見えるのは私だけでしょうか?
【推しの子】 1
「もし芸能人の子供に生まれていたらと考えた事はある?」 そう訊かれたら、小市民な私ならこう答えます。 「そんな面倒臭い設定はお断りします」 上の質問は、こちらの漫画の冒頭に出てくる台詞です。 アイドルオタクが色々あって死んだ後、推しのアイドルの子供に前世の記憶が残ったまま生まれ変わっていたという、今ライトノベルで流行りの異世界転生ならぬ、推しの子転生という、これだけでも十分面倒臭い設定ですよね。 しかもそのアイドルと来たら相手の事は一切話さない、いわゆる未婚の母で極秘に出産するわ、双子で両方とも前世の記憶がある上に前世はアイドルオタクだわ、キラキラネームを付けられるわと、どこまで面倒臭い設定付ければ気が済むんですかって感じです。 そんな面倒臭い設定を抱えつつも、前世の記憶を持ったまま乳児・幼児の身であるのを幸い、時折自身も芸能界に関わりながら気楽に楽しく過ごすストーリー……かと思ったら、1巻の最後で重い設定が追加されてしまうんですね。 どうやらその重い設定に立ち向かって、面倒臭い設定を持った双子が芸能界で生きていくというのが2巻以降の、そして本筋のストーリーのようで、これからどう話が進んでいくのか、そしてどんな結末に至るのか、楽しみに読んでいこうと思います。