アカデミー賞おめでとう!

失業したチェロ奏者が納棺士という 想像だにしていなかった世界で紆余曲折を辿りながら 生き甲斐を見いだしていくという 昨今のご時世を反映した面が採り上げられますが 私が心に残ったのは父親との再会のドラマです。 回想シーンでどうしても思いだせなかった父親の顔 チェロ弾きになるきっかけを与えてくれながらも 父親を許す事が出来ないままでいた主人公が 納棺士となったればこそ成し遂げる事が出来た 父親との感動的な和解のシーンを見て このために彼はこの世界に導かれていたんだという 予定調和を感じずにはいられませんでした。 脚本の妙を実感するとともに 久石譲さんの素晴らしい音楽にも魅了されます。 アカデミー賞は必然の成り行きな作品です。