かなり刺激的な題名

かなり刺激的な題名の本書は女性新人作家さんのデビュー作。ヤマモトというミステリアスな男性をどう読み込むかが楽しい。実は亡くなった人物? ということはファンタジーなの? という思いもあった。青山君の葛藤から退社までの流れが新鮮な筆致で描かれ惹きこまれた。その波に乗って表題の台詞がすとんと落ちる。自殺・鬱という重いテーマをラノベでさらっと読ませる好ましい作品だった。