アスペルガーに関しては、最新刊だけあって、今までで一番しっくりと理解できる文章でした。たぶん、アスペルガーをとりまく現状とあっているからでしょう。また3年位経つと、違った感想になるかもしれません。高機能自閉症との違いもわかりやすかった。
気になったところは、天才有名人のアスペルガーあるいは自閉症的傾向の話をところどころはさんでおり、読み手側を心地良くさせようとする意図があるのではないか、と感じてしまいました。
さらっと流してますが、実は天才たちは、確かにこの特性のおかげで有名になったかもしれないが、その生きづらさからくる孤独や二次障害を患う人がほとんどで、幸せだったとは言いがたかったのです。(それ故、天才?)
ですので、確定できない過去の事例を多く載せるのはどうか?その点だけ残念に思いました。私としては、「天才」になる可能性よりも、「一般人のアスペルガー」がこうして充実した幸せな人生を送った、の例を多くして欲しかった。(どの本でも言えることですが)
いくつか載っていた一般人の例としていい方向に向かったという話の方が、現実味があり、読んでいて安心しました。
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