傷が目立たなくなる湿潤治療

痔や口腔内の術後はなぜ消毒「しなくていい」のか? 大腸の吻合部は消毒するのになぜ腹部の傷は消毒するのか? 外科では(抜糸するまではぬらすな)というが、形成外科では (消毒薬を入れた水道水でまずは洗いましょう)なのだ。 * どちらも経験した著者が気づいた「外科の常識」は「形成外科の非常識」。 創傷治療は医師によってかなり異なるが、消毒して乾燥させるという 今までの常識が基本はかわらない。その圧倒的な支持者によって反感 を買われてきて、著者の新しい治療方はなかなか浸透しなかった。 皆がしてるから自分もするという例をあげての説明、自分が携わった HPや趣味などのサイトより拡散を試みたことなどなど…今に至る経過 など成程なあと納得しながら面白く読めました。 氏の無料による情報提供への考え方には感動しました。 *** ≪すりむき傷の場合≫ 1)出血を止め砂などを洗い流す。 2)プラスモイストやハイドロコロイド、ラップなどで直接覆うだけ。 3)毎日1回(暑いときは数回)汗や滲出液を洗い流して張替える。 4)滲出液が出なくなったら覆う必要はない。 5)治療終了後、顔面などの露出部分の場合は遮光などの注意が必要。 * 実際に自分でできるような治療法もありますが、症状によっては注意が 必要な場合もあります。知っていて損はない本だと思います。お薦めです! [注文番号] 213310-20140327-0849778135